第1015回 一人暮らしと自炊。(50)
引き続き、自炊について提案させていただきます。
自炊の障害のひとつである片付けを手軽に終わらせる方法についてお話しています。
前回、食洗機を使った4パターンについて申し上げました。
手洗いの4パターンも見ていきましょう。
手洗い・洗剤有り・拭き上げ有り
もっともスタンダードな自炊の片付けのあるべきスタイルです。
どこのおうちでもやっています。
あなたのおうちのお母さんがどんなに糞BBAであっても、出来不出来は抜きにして毎日やってくれていたはずです。
一人暮らしはそれを自分で行います。
否も応もありません。
以前申し上げたようにタオルのサイクルや洗剤の在庫管理が必要です。
手洗い・洗剤無し・拭き上げ有り
スタンダードなやり方から洗剤の管理だけを抜きました。
洗剤を管理する必要が無く、あまり手荒れを心配しなくても良いです。
汚れ落ちが気になるかもしれませんが、洗い桶に水を溜めて使った食器を浸けておいたり、使うお湯の温度を上げるなどして汚れが落ちやすい槍あkたが必要です。
またそれでも落ちない油汚れもあります。
その時どうするかは自分で考えてください。
手洗い・洗剤有り・拭き上げ無し
最後だけ水分を拭き取らずに水切りカゴに置くだけです。
拭かなくて良いのは気持ちの負担も少なく片付けの心理的なハードルを思っている以上に下げてくれます。
手洗い・洗剤無し・拭き上げ無し
洗剤の管理も無く、お湯で流したら水切りカゴに伏せておくだけです。
食器洗いが最速で終わるやり方です。
これをメインの洗い方にするよりは、忙しい時や時間の無い時、心や体に余裕の無い時などに妥協して使う方法だと思っていた方が良いかもしれません。
これらのやり方を実際にやってみようと思います。
続きます。
第1014回 一人暮らしと仕事の覚え方。(139)
引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
「会社が粗末に扱えないほど有能な社員」についてお話しています。
前回、スーパーマイペースな調理士のBBAがいたと申し上げました。
みんなできちんと教えているはずなのですが、あまりに仕事ができないので材料の切り出しなどの簡単な仕事ぐらいしか任せられなくなりました。
しかし、その切り出しの作業でもまったく使い物になりません。
何十人分という量の食材を切り出そうというのに、まるで休日におうちでゆったりお料理しましょうねというぐらいのスピードで「トン…トン…」とのんびり野菜を切っています。
とても調理士の資格持ちが調理作業を行うスピードには見えませんでした。
BBAの作業が遅れるので、最後には他の作業を終えた同僚や上司が手伝うことでようやく業務が回っているという状態です。
そしてBBA本人はそんな風に手伝ってもらう状況を「ありがたい」とか「迷惑をかけている」といった風に感じることはまったく無さそうでした。
続きます。
第1012回 一人暮らしと寝る。(61)
引き続き、寝るについて提案させていただきます。
眠りにつくために必要なコンディションを作るためのアプローチについてお話しています。
前回、鳥倉が眠れるようになった経緯を紹介し、睡眠には個人差が大きく、自分なりの方法が必要なので選択肢を増やしておきましょうと申し上げました。
選択肢を増やすためには手持ちの駒を増やさないといけません。
入手できる機器やその種類とパターンを可能な限り把握しておきましょう。
寝床
以前申し上げたように、床で寝起きするよりはベッドを使った方が管理しやすく、健康にも良いと申し上げました。
入手しておけばいざという時に床でもベッドでも寝られるという選択肢から判断できるようになります。
病病状や体調に関することは個人差が大きいので、人によってはベッドよりも床で寝た方が眠りやすいという方もいるかもしれません。
そういったブレを許容できるような幅を持っておく為にもベッドを入手しておいて損はありません。
また、マットの弾力が自分に合わないという方は上面が板張りや畳張りなど、ハードな寝心地になっている商品もあります。
必要だと思ったならそちらを検討してみましょう。
睡眠は自分でコントロールしにくいものです。
環境の方から対応しましょう。
続きます。
第1011回 一人暮らしと自炊。(49)
引き続き、自炊について提案させていただきます。
自炊の障害のひとつである片付けを手軽に終わらせる方法についてお話しています。
前回、水切りカゴを置く場所の注意点などについて申し上げました。
これまでを図にするとこのようになります。
それぞれの有無から全部で8パターンになります。
状況に合わせて使い分けたいと思います。
食洗機・洗剤有り・拭き上げ有り
洗剤の在庫を管理する必要があります。
洗い終わった食器の水気を拭く必要がありますので、当然清潔で乾燥したタオルが常備されている環境作りも必要です。
食洗機・洗剤有り・拭き上げ無し
洗剤を使いますが、洗い終わったらそのまま放置します。
食洗機の形状によっては、ふたを開いてもあまり乾燥しないものもあります。
特に流し台と一体型のものは湿気を逃がす場所が無く、空気の入れ換えも起こらないのであまり乾いてくれません。
食洗機・洗剤無し・拭き上げ有り
洗剤を管理する必要がありません。
タオルを常備する必要があります。
食洗機・洗剤無し・拭き上げ無し
洗剤の管理が不要で拭いて収納もしません。
食器棚も要りません。
一番手がかからないやり方になります。
食洗機の特徴は何と言っても食器洗いの手順を完全に2行程に分けられることです。
所要時間が短いので生活サイクルに組み込みやすいです。
用意できるならさっさと入手しましょう。
続きます。
第1010回 一人暮らしと小麦粉を食べる。(20)
引き続き、小麦粉を食べるについて提案させていただきます。
小麦粉からシチューを作ろうとしています。
その為にシチューに必要なものをただただ列挙しています。
あんまり読む価値は無いかもしれません。
牛乳
ホワイトシチューになるように全体を白くします。
ちょっとコクも出ます。
しかし、作る過程で焦がしてしまうと真っ白なシチューになりません。
なりませんが、一人暮らしなら食べるのは自分1人です。
少々焦げても気にする必要は無いでしょう。
そうなると牛乳でなくても良いとも考えられます。
水でもいいですよ。
ちゃんとシチューになります。
冷蔵庫に残っていたら放り込みましょう。
そのためどんな残量であっても、中途半端に残った牛乳を消費する手段として役立ちます。
コンソメの素
あった方が良いです。
完成度がシチューにグッと近付きます。
逆に入れないと何となく味気ないシチューになってしまいます。
各種調味料
特に塩とコショーあたりでしょうか。
塩は必須です。
何か物足りない感じで美味しくないシチューのほとんどは、ただ塩が足りないだけという場合がほとんどです。
とりあえず塩は入れましょう。
またパプリカやローレルなどがあるなら好きな量を入れておけば良いじゃない。
このような感じになります。
肉や野菜など無くてもとりあえずシチューにはなってくれますし、調味料がいくつか無かったとしても割とシチューになってくれます。
要不要についてずいぶん適当に書いていますがシチューなんてこんなもんです。
小麦が食べられるようになってから、世界のあらゆる場所でご家庭のお母さん達が作ってきた料理です。
手元にあれば当然使いますし、無ければ使えません。
それでも人類はシチューを作ってきました。
必ず牛肉でなければならないということもありませんしタマネギやジャガイモが必須という訳でもありません。
好きに作りましょう。
このブログではシチューと呼べるギリギリのラインを探っています。
続きます。