一人暮らしと鍋料理。(2)
引き続き、鍋料理について提案させていただきます。
一人暮らしで鍋料理をするうえで、たくさんある選択肢の中からなるべく避けたいのが土鍋です。
高い保温性がある一方、軽視できないデメリットがいくつかあります。
扱いを間違えると割れてしまう
土鍋の表面には細かい穴があいています。
使い始めの処理を間違えたり外側が濡れたままでの加熱や、熱い状態で急激に冷やしたり空焚きすると割れてしまうことがあります。
このことでの一番の問題は「使用中に割れてしまう」可能性があることです。
調理中や食事中に割れてしまったら大惨事です。
片付けや後始末に取られる生活のリソースは決して小さくはありません。
ちなみに落としても割れます。
水分を吸収してしまう
上述したように表面には小さな穴が開いています。
この穴に内容物が吸収されて臭いが移ってしまうため、食材を長時間入れたままにはできません。
また洗剤で洗うと洗浄液が吸収されてしまいます。
食材が吸収されないような処理や洗い方に注意が必要です。
一人暮らしで、このデメリットを押してまで保温性を求めるのは費用対効果が見合っていないように思います。
鍋選びの際にご一考ください。
続きます。