第1141回 一人暮らしと仕事の覚え方。（175）

引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
「会社が粗末に扱えないほど有能な社員」についてお話しています。
把握している時間の幅が大きい人は生活態度も安定感がありますよという話しをしています。

前回、把握している・見据えている時間の感覚から、問題児たちの行動原理が少しわかってくるよと申し上げました。

来年はどうありたいのか・来月の予定・明日の用意、また極端に言えば１時間後も10分あとのことであっても念頭に無いという人達が、様々な形で問題行動を起こしているのではないかと鳥倉は思います。

なるほど、明日以降の職場での評価なんて屁とも思っていないのであれば、怠けたりサボったり、無断で遅刻・欠勤など気にするはずもありません。
来月の生活費なんて気にしていないのなら、出費について当たり前のストッパーが働くようなことも無いでしょう。
好き放題に出費してお金が足りなくなれば給料の前借りや同僚からの借金でしのぐこともあるはずです。
来月の自分がお金に困ったり、後日返済しなければならないという事実が頭の中に無いのですから躊躇する理由も無い訳です。

先々のことを考えていないということは、裏を返せば今しか眼中に無いということになります。
そうなると勤務態度だけでなく生活態度やコミュニケーションにも問題が出てくることになります。

今しか見えていない人と交流を持ったことはあるでしょうか。
割と悲惨です。

続きます。
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