第994回 一人暮らしと自炊。(46)
引き続き、自炊について提案させていただきます。
自炊の障害のひとつである片付けを手軽に終わらせる方法についてお話しています。
前回、片付けにはクレンザーが必要だと申し上げました。
これも必要です。
漂白剤
ブリーチとかハイターとか呼ばれます。
phの差を利用して有機物をアルカリで洗浄します。
シンクの水垢や排水溝のヌメリ取り、付近の殺菌や湯飲みの茶渋を落とすなどの役割があります。
食器用洗剤やクレンザーではできない、殺菌までやってくれるので重要な存在です。
排水溝付近の雑菌を抑えて、臭いや害虫の発生を防ぎます。
ちなみにハイターという名称は花王の商品名でです。
ブリーチが一般的な分類だと思えば良いでしょう。
結局のところは界面活性剤の種類ぐらいしか違いはありません。
好きなものを入手してください。
鳥倉が個人的に良いと思ったのは泡タイプのハイターです。
吹き付けた場所にしばらく残り、使用料もほどほどにしてくれます。
続きます。
第993回 一人暮らしと姿勢。(7)
引き続き、姿勢について提案させていただきます。
前回、だいたいのとこ床にある物なんて足で掴んどきゃいいんだよと申し上げました。
ここで注意しておきたいのは掴む時の姿勢です。
足で掴んだ物を手に取ると大抵はこういった姿勢になると思います。
こんな姿勢で前に屈んでしまうと結局は腰を曲げることになってしまいます。
極端な姿勢はギックリ腰などの原因にもなります。
そこで床にある物を足で掴んで取る時はこのように背中側で手に取るようにしてみましょう。
これなら床の上にあるTV・空調のリモコンやスマホ・雑誌などを安全に手に取ることができます。
動作ひとつとっても負傷の可能性は少しでも下げておくような行動を心がけましょう。
続きます。
第992回 一人暮らしと寝る。(58)
引き続き、寝るについて提案させていただきます。
眠りにつくために必要なコンディションを作るためのアプローチについてお話しています。
前回、発汗対策のために首にタオルを巻いて寝ると良いよと申し上げました。
無事に眠りについても気を抜けません。
平常時はホルモンの分泌量の変化による体温の日内変動が正常に行われており、入眠時は体温が高く睡眠中は少しずつ下がっていくことになります。
自律神経失調が進行すると体温調節が苦手になります。
上がった体温がすぐに下がってしまったり、なかなか体温が上がらないなど不安定な状態が続きます。
そうなると食べ物や入浴・衣服・寝具などでせっかく稼いだ体温を、眠りについた途端に下げなければならないのです。
これがうまくいかないと、真夜中に汗をかいたり暑くて起きてしまったりすることになります。
深部体温を上げた後、保温しつつも下がりすぎないようにしながら入眠し、そのうえで眠ったあとはちょっとずつ冷やしながら湿気も追い出していかなければならないという非常にややこしいことを自力で対応することになります。
逆に健康な時はこんなややこしいことを何も言わずにやってくれている自分の身体に感動すら覚えます。
そういったやり方を色々考えてみました。
続きます。
明日提出の書類でいっぱいいっぱいなので文章も少ないのです。
第991回 一人暮らしと自炊。(45)
引き続き、自炊について提案させていただきます。
自炊の障害のひとつである片付けを手軽に終わらせる方法についてお話しています。
前回、食器用洗剤はぶっちゃけ何でも良いから好きな物使えば良いよと申し上げました。
こちらも必要です。
クレンザー
界面活性剤と研磨剤が入っています。
研磨剤が入っているので落としにくい汚れを物理的に削り落としてくれます。
シンクの水垢だけでなくフライパンや鍋の焦げや、食材を電子レンジにかけすぎた際に食器にこびりついてしまった汚れなどを綺麗にします。
ここで知っておきたいのは研磨率です。
クレンザーに配合されている研磨剤の割合を表しています。
成分表示に「%」で表示されているので参考にしてください。
あまり研磨率の高い物はシンクや食器・調理器具を傷めてしまうかも知れません。
食器用として使うなら20%あれば十分でしょう。
住居の「機能」としてクレンザーは持っておきましょう。
続きます。
第990回 一人暮らしと仕事の覚え方。(135)
引き続き、仕事の覚え方について提案させていただきます。
「会社が粗末に扱えないほど有能な社員」についてお話しています。
前回、ある女性スタッフの関わる書類がそこそこの確率で突っ返されていたと申し上げました。
原因はすぐにわかりました。
書類の手順にお客様に記入してもらう部分があります。
生年月日や各種数字・名前や住所を書き込む必要がありますが、例えば数字を記入するなら右詰めで…生年月日は西暦で…濁点は1マスで…といったいくつかの決まりごとがあります。
その際に記入例に従わないポンコツなオツムのお客様も一定数いらっしゃいます。
そういった場合にはこちらから指導して正しい記入を促すものです。
しかし、その女性スタッフはポンコツ客の間違った記入をいっさい修正していませんでした。
おそらくチェックもしていなかったのではないかと言われています。
何故そんなことになったのでしょうか。
続きます。
第989回 一人暮らしと姿勢。(6)
引き続き、姿勢について提案させていただきます。
前回、屈む回数を減らすためには足を使うと良いので、その方法としてフットスイッチを使うと良いですよと申し上げました。
今度はストレートに足を使いましょう。
足で掴む
足元にある物は足で動かすのが良いでしょう。
足の指は器用さは無いものの掴む力はしっかりしています。
床に落ちている・床にある物をすんなり掴めるように練習してみましょう。
また足の指を動かすことで、あまり意識して使うことの無い足底部の筋肉を鍛えることに繋がります。
足底部の筋肉が衰えると足底アーチが潰れて、歩き方が崩れたり転倒しやすくなったり疲れやすくなるなどあまり良いことはありません。
練習にはタオルギャザーというトレーニングが簡単です。
こんなやり方です。
続きます。
第988回 一人暮らしと自炊。(44)
引き続き、自炊について提案させていただきます。
自炊の障害のひとつである片付けを手軽に終わらせる方法についてお話しています。
前回、手洗いにも洗剤の有無の選択があると申し上げました。
片付けに使う洗剤を揃えましょう。
鳥倉が色々な商品を使いながら最終的に「これだけあれば充分かな」と思える物に絞りました。
それが
食器用洗剤
クレンザー
漂白剤
の3つです。
それぞれ見ていきましょう。
食器用洗剤
食器を洗う為に使用します。
色々なタイプのものがあります。
ざっくりと弱酸性と中性に分けられます。
また液体の洗剤と粉末の洗剤もありますが、結局のところは界面活性能を利用するだけなので、ハッキリ言ってお好きな物を選べば良いです。
よほどの安物でない限り普通に汚れは落ちます。
泡切れとか溶けやすさとかに拘りたいなら一般的に名前の知られている商品を入手してください。
それでも泡立ちや汚れ落ちが気に入らないなら使う量を増やせば良いだけの話です。
どうでもよい日用品の品質や環境対応などが気になって仕方が無いような性格の方は、まあしょうがないです。
お財布の許す範囲で好きな物を使いましょう。
鳥倉は以前申し上げたように食器もお風呂も家庭用洗剤もすべて固形石鹸で済ませています。
汚れ落ちはまあまあですが、その分使用量を増やして対応しています。
一人暮らしとだいたいのことは石鹸で済ませるよ。 - ヒトリグラス
これは石鹸・食器用洗剤・浴室用洗剤・窓ガラスや家具など家庭用洗剤の在庫をそれぞれ管理する手間を削減するためのものです。
続きます。