一人暮らしと収納。(1)
収納について提案させていただきます。
どれだけコンパクトに生活していても物は増えていきます。
家じゅうが物で溢れかえってしまう前になんとかしましょう。
なぜ収納するのか
使用するためです。
使用しない物を持つことのコストも考えましょう。
例えばギッシリと食器の詰まった棚があります。
この棚にある食器は家族構成や食事のスタイルの変化から、使用頻度の低下した食器が吹き溜まりのように集まっています。
一年間、皿一枚・スプーン一本さえ動きが無くそれで何の問題も無かったとしたらどうでしょうか。
仮にその食器棚をデジカメで撮影して原寸大に印刷したものを壁に貼り、そのまま一年過ごしても何の困り事も無かったら、そもそもその棚と食器はあなたに必要だったのでしょうか。
問題が無いどころか棚のスペース分だけ損をしているとも言えます。
使わない物を持つのは特別悪いことではありませんが使わない物と引き換えにして使えなくなっている物もあるかもしれません。
収納と持ち物を見直しましょう。
基本的な考え方
置く場所の無いものを入手しない
一人暮らしと考え方。「倉庫番」 - ヒトリグラス
入手するときに
- 本当に必要なのか
- 年間・月間を通してどのくらい出番があるのか
を考えましょう。
種類をまとめて収納する
あっちやこっちにバラバラに置いてしまうと総量が把握できません。
同じものは同じ場所に収納しましょう。
雑誌、新聞は捨てる
一番増えやすく溜まりやすいものです。
どうしても持っておきたいページは切り取ってファイリングしましょう。
スキャンしてデジタルデータにしてしまうのも省スペースに一役買います。
定期的に持ち物を見直して、最近必要だったのがいつだったか思い出してみる
衣類などはだいたい1年間出番が無かったら、高確率で一生出番が無いです。
物を自宅から出す方法を身に付ける
可燃・不燃・粗大ゴミやリサイクルなどでの処理法を身に付けましょう。
以上を踏まえて、入居時やゴミ屋敷脱出の際にどのように対処すれば良いのか説明していきたいと思います。