第1243回 一人暮らしと一人暮らしに必要なこと。（45）

引き続き、一人暮らしに必要なことについて提案させていただきます。
あなたとあなたを取り巻く世界を構成する輪についてお話しています。
前回、電気ポットの取り回しを例えに、色々な工夫をすることで時間や手間を節約できるよと申し上げました。
暑い。

早く終わらせると次の用事・他の用事・新しい用事に着手できます。
逆に言うと今取りかかっている用事を終わらせないと、違う用事に手を付けられないということです。
例えば、学校では毎日宿題が出ます。
暑い。
最近は宿題を出さない学校もあるようですが、それでも予習や復習はするでしょう。
毎日机に向かってちょっとずつ勉強するクセをつけておく方が良いです。
それは置いといて、毎日死ぬような思いで宿題を終わらせたとします。
それはきっとあまり勉強に慣れていないのか、勉強に着いていけていないのか、単純に要領が悪いのかわかりません。

やる気も無くダラダラと時間をかけて、ひねり出すように一問ずつ解いていくととっても時間がかかります。
それでもクオリティはともかく宿題は完成するのでその日はそれでおしまいです。
暑い。
宿題を忘れて叱られるようなことも無いでしょう。
しかし、そこに新しくやりたいことが出来た時にどうなるでしょう。
興味を持った趣味を掘り下げたい・学校で習わないことを新たに学んでみたい、そんな新しい興味や意欲が湧いてきたその時にどれだけ使える時間があるでしょうか。
暑い。

現状、勉強の要領が悪いせいでダラダラ宿題に触り、時間だけ浪費して一日が終わっています。
そうなると新しい用事には自然と睡眠時間を削って取り組むことになるかも知れません。
遅くまで起きているということは朝起きるのが苦手になる可能性が充分にあります。
日中も眠気に苦しむこともあるでしょう。
間違いなく一日のパフォーマンスを大きく下げてしまうことになります。
暑い。

だとするなら宿題をさっさと終わらせるのが一番の対処になるのは当然です。
やりたいことのクオリティを追求するには時間と意欲がいくらあっても足りません。
１日はどうあがいても24時間しか無いのです。
その時間的な猶予と気持ちのエネルギーを、宿題を終わらせることだけで毎日消費してしまっていては、生活サイクルに新しいものを加えることは一生できないかも知れません。
暑い。

やるべきことがあるならさっさと終わらせる
やりたいことへエネルギーを注ぐ

上手に生活するのに大事なことはこのたった２文のことではないかと鳥倉は考えています。
手順や行程の早回しよりも上記の例の方が重要ではないでしょうか。
身近な例を色々説明していきたいと思います。

続きます。
暑い暑い暑い暑い。
発狂しそうなほど暑い。
何なん。
何なんこれ。
これ何なん。

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